建材の表面に施す『防カビ』とは言ってもその方法は施す対象に依って微妙に異なって来ます。
例えば密度の高いツルっとした建材表面に対しては防カビ剤を含んだコーティング材の薄膜を表面に軽く塗布(噴霧)するだけで済む場合もありますが、でこぼこした木材などの表面に同じものを噴霧しても、薬剤が全体に行き亘らずに、へこんだ部分に入り込んでいたカビが後 (下) から立ち現れて来る事があります。
この辺の判断が難しい所で、対象の建材の種類や表面の仕上がり具合に依って施すコーティング剤(塗料)の厚みやそれに含まれる防カビ剤の量などを良く計算して対処する必要があります。