インナーミル550は防カビ剤です。本来の意味での防腐剤ではありません!しかし一定の試験を行って木材などに対する防腐効果を調べる事は出来ます。つまり長期的にその耐久性の問われる個所で使われる木材などはほとんどと言って良いほど、その表面から防腐処理が施されています。過圧注入と言って薬剤液の入った窯の中に木材を入れて、一定の温度と圧力を掛けてその表面から深部に向けて薬剤を浸透させるのですが、インナーミル550もこの薬剤として使用する事は可能です。更にそれによって木材の腐朽を防止する事も出来ます。何故なら木材の腐朽は木材腐朽菌であるカワラタケやナミダタケと言ったカビ(真菌)に依って引き起こされる現象だからです。つまりこういう領域も防カビ剤・インナーミル550の対応領域である!という事が出来ます。