カビの繁殖条件は温度20~30℃、湿度70%以上、何らかの栄養素が有れば生えて来ます。特に一時的な増殖の主なる要因として、梅雨時期の湿度の上昇が挙げられます。この時期の空気中の湿度の上昇は、一時的に温度差のある壁表面に微細に結露を生み、その結果カビの発生をみる事となります。特に空気の滞っている階段室や地下室など、一晩で様変わりするほどカビの発生をみる場合があります。これらを予防するには、廊下や地下室における除湿に心がける事。また換気を心掛け、扇風機などで空気を動かす事で対象物への結露の発生とカビの定着を防ぐ事が肝心です。そしてそれらの条件が満たされない場合は対象面に防カビを施す事が対策として挙げられます。